訪問記 No.141

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訪問日 18/04/25−26

訪問先。四十九、衣摺加美北、JR総持寺、高岡やぶなみ、あしかがフラワーパーク

1.計画と準備

 今春開業した5つの新駅を一挙に回ることにする。JR乗車券の遠距離逓減制度を利用し、東京都区内から新幹線-名古屋-関西-おおさか東-片町線-大阪環状-東海道-湖西-北陸-金沢-新幹線-高崎-上越-両毛-東北(一部略)経由で東京都区内行きという乗車券を購入した。
 以前は片町駅があったので片町線と片町駅を区別するために片町線としていたのであろうが、片町駅を廃止してからも片町線と書くようである。
 実際は、もう少し寄り道をしたこともあり、乗車券の申し込みから完成まで8日間を要した。

2.第一日(18年04月25日)

 前日、所用を済ませ、関西本線亀山駅の近くのホテルに宿泊する。
 亀山駅から関西本線加茂行に乗る。国鉄時代は難所であった中在家信号所を難なく通過して伊賀上野駅で下車し、伊賀鉄道に乗換える。
 伊賀鉄道となってから、初めての乗車である。忍者など町おこしを前面に掲げ、努力している。朝の時間帯なので高校生が多く、ワンマン運転なのだが、2輌編成の6扉のうち4扉が開閉する。
 新・四十九駅は旧・四十九駅とは移転しているが、再開業ということである。
 無人駅で駅舎・待合室はないが、時間帯を限った臨時と思われる係員がいて、乗車券の販売や改札業務を行っている。
 
 伊賀上野駅に戻り、加茂駅、久宝寺駅で乗換えて衣摺加美北駅で途中下車する。続いて、放出駅、京橋駅、大阪駅で乗り換えてJR総持寺で途中下車する。
 当駅では、駅員不在でインターフォン連絡して乗車券を所定の位置に置いてチェックを受け自動改札機を開けてもらう。
 高槻駅で乗換え京都駅まで行き、サンダーバード金沢行に乗り継ぐ。
 
 東京在住の私に違和感があったことは以下の2点である。
 1.女性専用車の運用が終日であること。東京は時間制限があるので、間違えて乗りそうになってしまった。特急の指定席にも女性専用席があるとのこと。
   かつて、関東にも夜行の「ムーンライトえちご」には女性専用席があったが、昼間の列車にはないと思われる。
 2.エスカレータの左側空けである。世界的にはこちらが主流だそうですが、東京は右側空けなので、無意識に左側に立っていたところ、私の後ろに渋滞ができてしまった。
 
 福井駅を過ぎるとサンダーバードから北陸新幹線延伸工事があちらこちらに見えて、金沢駅に着く。新幹線に乗り継ぎ、新高岡駅に着く。
 特急料金は乗継割引で半額となり、京都-金沢の単純な特急料金より京都-金沢-新高岡の特急料金の方が安くなっている。
 かつては、特急・白鳥を大阪-青森で買うより、新大阪-(新幹線)-京都-青森の方がはるかに安いという、裏技(?)があった。
 
 新高岡駅から高岡駅で乗継ぎ、高岡やぶなみ駅に行く。ずいぶん立派で、エレベータ設置の近代的な駅であった。特に、南側は、ホーム階と地上階と高さが異なり、跨線橋の上の階、ホーム階、地上階と停止する。なお、エレベータ内の表示は「2」「1」「G」であった。
 
 この日は、乗換え回数がそれなりにあり、他区間では大雨による運休があったにもかかわらず、ほぼ予定通りに乗下車できたのは幸運であった。
 
 富山駅近くのホテルに泊まる。

3.第二日(18年04月26日)

 朝一番早い「はくたか」で富山駅から高崎駅に、両毛線の小山行きに乗換え、あしかがフラワーパーク駅にて途中下車する。
 「あしかがフラワーパーク」は藤が見ごろで、天気が良かったこともあり、中高齢者を中心に大変な人出である。
 無人駅とのことだが、JR社員だけでなく、派遣の係員がたくさんいる。
 乗下車したのは午前中だったので、小山方面からの下車客は非常に大勢であったが、ピークではなかったらしく、座席は容易に確保できた。
 
 この後、小山駅経由で帰京した。
 
 今回の成果は5駅、通算9976駅の訪問(訪問後の廃止駅を含む。)で、未乗下車駅はありません。(旅客扱いしない仁愛グランド前駅は除く。)